ちょこっと寺子屋⑦8/31(水)


前日の涼しい小雨日和から一転、蒸し暑い夏休み最終日。
公園でのちょこっと寺子屋も、最終日となりました。

開催は3時からですが、その前から子どもたちが設営を手伝ってくれていました。寺子屋の活動を楽しみにしてくれている気持ちが伝わってくるのと、自然にお手伝いができる気持ちが頼もしくて、ほっこり。

木工はいつも人気。トンカチの音ってリズミカルで活気があるから、聞いているだけで楽しくなりますよね。作ったものを自慢げに見せてくれる子どもたちの笑顔に癒されます。

工作は、牛乳パックで作る竹とんぼ。やまちゃんが教えてくれます。色の塗り方や色使いに個性が出て、世界に1本しかない自分の竹とんぼが完成。飛ばして遊ぶのもコツがいり、意外に体を大きく使うんですね。

今回も、町田の《デンマークベーカリー》さんからのご支援で、天然酵母のパンのご寄付をいただきました。「パンいつ来るの?」と心待ちにしている子もいました。体に優しい、おいしいパンが食べられる幸せ、ほんとにありがたいことです。

紙芝居は、5時閉会までの間に、中盤と終わりの会と、2回読む形で定着しました。集まっている子どもたちの年齢や雰囲気を見て、読むものを決めます。色んなパターンに対応できるように、紙芝居も色んな題材や長さのものを借りてきています。

この日は、未就園児や園児のお子さんが多かったので、低年齢向けの易しい内容の話にしました。
紙芝居は参加型のものもあって、お話にそって、思い思いに声をかけてくれる子どもたちの元気な声と、真剣に絵に見入る、ちんまりと座った小さな後ろ姿が、とってもかわいかったです。

終わりの会では、紙芝居からのガチャという流れが定着しました。ガチャはみんな大好きですね。今度はいつ?って聞いてくれるのが、うれしいです。
9月からは月に2回ですが、参加してくれた子どもたちが、この夏の思い出を携えて、また来てくれるといいなぁ。

コロナ禍で、なかなかイベント参加しにくい状況の中、近くの公園でちょっと非日常な遊びをする、という素朴で楽しい体験が、夏休みの思い出とともに、子どもたちの心の栄養と、未来に芽吹く種になってくれたらいいなぁと思いました。

[みけ]